最近よく聞かれるんです、「ネグロいますか?」って。
…すいません、いないんです。ネグロって入らないときは全く入らないので困っちゃいます。
そこで代わりと言っては何ですが、並オトシン以外のオトシンの仲間を一挙にご紹介します。コケ取りだけではなく、観賞価値も高いですよ。

ニューゼブラオトシン 2cm±
白と黒のシマ模様の魚って不思議と人気がありますよね?インペしかり、クラウンキリーしかり、そしてもちろん本種もです。
頭に”ニュー”と付くのは、もっとはっきりしたシマ模様の元祖ゼブラオトシンの後に紹介されたからです。

ボルケーノオトシン 2cm±
大人気のボルケーノオトシンです!
赤茶色の頭に黒い体、そこに入る白いバンド…う~ん、可愛らしいです。なんだか頭でっかちなところも、可愛らしさを増大させてるような気がします。ただのコケ取りではなく、水槽のマスコットにいかがですか?

バンブルビーオトシン 1cm±
ち、ちっちゃいです!ソイルの粒と比べてください、こいつの小ささがお分かりになると思います。これでほぼ最大サイズです。
体に入る迷彩柄のような模様も綺麗で大人気の本種ですが、体が小さい分コケ取り能力も低いのでどちらかと言えば鑑賞が主体ですね。とはいえ餌が不足すると餓死してしまうので、時々プレコフードを与えるのが長期飼育のポイントです。

パラオトシン スピロソーマ 3cm±
黒っぽい体に金色がかった細かいスポットが多数入る、渋い色合いのパラオトシンの仲間です。
一般的なオトシンよりやや大きく、最大で6cm前後になる本種はその分コケも良く食べてくれます。ただし、柔らかい水草は食べてしまう事もあるので注意が必要です。
ピットブルプレコ 3cm±
こいつのコケ取り能力はハンパないっす!口を動かすスピードがほかのオトシンとは全然違います。見た目には綺麗とは言いがたいですが、実用性重視ならこいつで決まりです!
プレコと名前についてますが、最近になってネオプレコの仲間からパロトキンクルス属に変更されました。プレコとオトシンの中間的な形質を持っているようです。